@article{oai:shijonawate-gakuen.repo.nii.ac.jp:00000243, author = {Fujiki, Mie and 藤木, 美江}, journal = {四條畷学園大学リハビリテーション学部紀要, Annual reports of Faculty of Rehabilitation, Shijonawate Gakuen University}, month = {}, note = {インターネットの発達にともなって、爆発的に増大した構造化されていない莫大な量のデータがあふれている. このデータのことをビッグデータといい、これらを分析することでマーケティングへの活用、病気の予防など、様々な分野で注目されている. ビッグデータを効率的に解析するには、超並列データベース、データマイニング、クラウドコンピューティングなど、統計と情報関連などの技術スキルが必要となる. これらの人材の確保、育成も課題の一つとなっており、社会における「統計」の重要性が急速に高まっている. 一方、「学力低下」や「理科離れ」といった教育問題が生じて久しい. 学習到達度調査(PISA)によれば、数学的リテラシーの平均正答率が2003年から2006年にかけて低下したが、2012年12月に発表された第5回国際数学・理科教育動向調査(TIMSS 2011)の報告では、日本の小学4年生において、過去の結果と比較して算数の学力は向上がみられた. しかしながら、特に文系の大学生は数学に対して抵抗感を持っていることが授業アンケートで顕著に現れており、「統計=数学」のイメージが固定化している傾向がみられ、データの分析や処理を行うことに強い興味や関心をもつ学生にとって、数学に対する苦手意識が学習意欲の障害になっているように思われる. 本論文では、講義を担当したクラスごとで「統計」に対してどのようなイメージを抱いているのか、また統計関連科目を受講した理由は何かを明らかにし、基礎学力と統計の理解度について比較を行った. これらの比較分析からクラスごとの特徴を把握し、学生をつまずかせないためにどのような点に注意して授業を行えばよいか等について考察を行った., In this paper, we consider how people of teaching statistics in the university should give attentions such that the university students attain a purpose of learning statistics, and investigate how beginners of learning statistics have attitudes before a beginning of the lecture for each class. For these investigations, we carry out the questionnaire survey, and check the reason that university students attend statistics lecture. Moreover, we compare basic numeracy skills and the comprehension of statistics in each class., 原著, original}, pages = {59--70}, title = {大学における統計関連科目に対する意識調査と考察 : 担当科目における実験的試み}, volume = {8}, year = {2012}, yomi = {フジキ, ミエ} }