@article{oai:shijonawate-gakuen.repo.nii.ac.jp:00000427, author = {荊木, 治恵 and Ibaraki, Harue and 林﨑, 治恵 and Hayashisaki, Harue}, journal = {四條畷学園短期大学紀要, Annual reports of Shijonawate Gakuen Junior College}, month = {}, note = {古典の校訂には、底本に採択された古写本と底本以外で重要な何本かの写本(比校本)が用いられる。採択される底本は校訂者によって異なることが多いが、各校訂者が校訂に使う古写本は底本と比校本を合わせると、その大部分は重なる。こういった古典校訂の現状を打開しようと、新しい方法で作られた校訂本のひとつが神道大系『肥前国風土記』である。即ち、刊行されている諸本の中から最善の校訂本を選択したうえで、それを底本として校訂本をつくるというものである。本稿では、当本の校異のつけ方をいくつか掲げ、注意されてよい問題点を二点挙げる。(1)最善の校訂本である底本の校訂結果を受けた本文が、底本(最善の校訂本)が底本とした古写本から改訂されている場合は、その所拠も引用して校異として挙げられてよいのではないか、ということと、(2)最善の校訂本が特殊な扱いをしている比校本を再度比校本とする場合は、その本に対する考えが述べられるか、全ての異動をあげるかのどちらかがなされるのがよいのではないかということである。, 原著, Article}, pages = {30--36}, title = {古典の校訂方法に関する一考察 : 新道大系『肥前国風土記』を事例として}, volume = {48}, year = {2015}, yomi = {イバラキ, ハルエ and ハヤシサキ, ハルエ} }