@article{oai:shijonawate-gakuen.repo.nii.ac.jp:00000884, author = {Narahara, Rie and 楢原, 理恵 and Tanimizu, Nami and 谷水, 名美}, journal = {四條畷学園大学看護ジャーナル, Nursing Journal of SHIJONAWATE GAKUEN UNIVERSITY}, month = {Apr}, note = {目的:病院勤務後の新人訪問看護師が訪問看護への移行期に体験した困難感および支援方法を検討することを明らかにすることである。 方法:病院勤務後の新人訪問看護師1名を対象に半構造化面談を実施し、「質的統合法(KJ法)」を用いて分析した。 結果:A氏は、豊富な病院看護の経験が訪問看護実践に活かせると信じ、訪問看護ステーションへ転職していたが、その期待と反して困難な現状の連続であった。その内容は、訪問看護の対象者やスタッフ間の関係性、組織体の相違の困難から、「対象者との関わりへの内省」、「自己への内省」、「組織への内省」を行っていた。さらに現状への困難感について、「理想と現実へのギャップによる苦悩」を打破しようと「外への解決策の模索」として新人訪問看護師の支援体制の構築を希求したが、現状では十分な支援が得られることが困難な状況であった。結果的に「内への解決策への模索」として、打破できない現実からの離職による逃避という経緯を経ていた。 考察:新人訪問看護師の教育支援として、入職前後のオリエンテーションを通して、病院看護とは異なる訪問看護の特殊性および相違点に関する内容を教示したうえで、訪問看護実践の介入方法を模索できるための教育支援が必要である。さらに、新人訪問看護師の困りごとに関して、当事者のみで悩み続けるのではなく、協同的な内省への支援の重要性が示唆された。, 研究報告, Report of research}, pages = {13--22}, title = {病院勤務後の新人訪問看護師が訪問看護への移行期に体験した困難感の様相 : 1事例の語りを通して}, volume = {4}, year = {2020}, yomi = {ナラハラ, リエ and タニミズ, ナミ} }